スタハマガジン|TOKYO創業ステーション 丸の内 Startup Hub Tokyo

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TOKYO創業ステーション2周年記念イベント【第2部】潜入レポート!

先月1月21日、TOKYO創業ステーション開業2周年記念イベントとして、 ピッチイベント『Starters Pitch -TOKYO創業ステーション発プロジェクトのご紹介-』を開催!当施設の各種支援メニューを受講して起業した方、起業に向けて活動している方々に、ご自身のプロジェクトについて支援メニューをどのように利用したのか、これからの展望などを発表していただきました。

 

【登壇者01】西村 佳子さん(CO-FUKU/代表)

利用した支援メニュー⇒TOKYO-DOCAN(1階:Startup Hub Tokyo)

トップバッターを飾ったのは、‟私らしく、 あなたらしく、 誰でも おしゃれを楽しめる社会を。”をミッションとするCO-FUKU(コオフク)代表の西村さん。
今年度中の一般社団法人化を目指して日々邁進中です。

「車いすでもオシャレがしたい」10年前にも聞いたことがある言葉を近年再び聞くこととなり、‟障がい者を取り巻く環境は何も変わってないじゃないか”という思い抱いた西村さん。‟じゃあ私が変えよう”と一念発起し、さまざまな活動に取り組まれています。
「TOKYO-DOCAN」に参加したきっかけは、これまでの活動の振り返りをしたかったからだそうです。プログラムを通して経験・ノウハウの整理を行い、より良い形での商品化に向けて動いている真っ最中。これからも注目していきたい意義のあるプロジェクトについて発表いただきました。

【登壇者02】猪口 陽平さん(Planpet/代表)

利用した支援メニュー⇒Tokyo IoT Monozukuri College(1階:Startup Hub Tokyo)

ペットを育てる感覚で植物を「楽しく」「気軽に」育てることができるプロダクト『Planpet』の開発を行っているPlanpet代表の猪口さん。毎日忙しい人でも、植物の状態や水やりのタイミングをアプリを通じて把握でき、遠隔より水やりができるというものです。

現在、「Tokyo IoT Monozukuri College」で出会った仲間と共に、2019年7月の体験版リリースに向けて絶賛開発中!まるで育成ゲームのような感覚で植物を育てられるようアプリ内のキャラクターの表情・性格の精度を上げたり、ユーザー同士のコミュニケーション機能を強化していくそうです。
‟人と植物の距離を近づけたい”という熱い思いが感じられるピッチでした。

【登壇者03】田中 大右さん(Medical-D/代表)

利用した支援メニュー⇒Global Innovation College(1階:Startup Hub Tokyo)

多くの人が気付かない内に抱えている口内トラブルを、今よりもっと手軽に検査できるようにするためのメディカルデバイス『PEKI-KIT』の開発を行っているMedical-D代表の田中さん。

今注目の予防医療分野でのビジネスに挑戦される田中さんは、海外市場を目指す人のためのプログラム「Global Innovation College」に参加されました。プログラムを通して、英語でのピッチスキル、海外のVC(ベンチャーキャピタル)からのアドバイスなどを得ることができ、開発にも役立てることができたそうです。
現在、国内での法人化にあたって新たにメンバーを募集中!実は日本語でのピッチは初めてとのことでしたが、それを感じさせない堂々としたピッチでした。

【登壇者04】五味 和泰さん(cotobox株式会社/代表取締役)

利用した支援メニュー⇒TOKYO起業塾(2階:創業ワンストップサポートフロア)

いわゆる「リーガルテック」の分野で起業されたcotobox株式会社 代表取締役の五味さん。
知財を誰もが平等に取り扱えるようにする第一歩として、どんな人でも手軽に使える商標登録プラットフォーム『Cotobox(コトボックス)』の開発・運用を行っています。

スタートアップにとって、法律などの専門知識と向き合うのは面倒で、時間がかかり、かつ高コスト。そんな法律にまつわる課題を、オンライン上で情報をシェアし、いつでもどこでも問い合わせられ、低コストでの実施を可能にする『Cotobox』で解決!リリース以降、多くのスタートアップに利用されているそうです。
人々にとって喜ばしい体験、 すなわち上質な「コト」づくりの推進を目指す五味さんの活動に、これからも注目です。

【登壇者05】市川 奈央子さん(PASIA株式会社/代表取締役)

利用した支援メニュー⇒創業助成事業(2階:創業ワンストップサポートフロア)

通訳・コンサルティングを通して日本法人とASEAN諸国とをつなぐビジネスをされているPASIA株式会社 代表取締役の市川さん。
起業に至る原点には、異国の地でもめげずに言語を学ぶ姿勢、いろんな人とコミュニケーションを取りたいという思いがありました。

「創業助成事業」を活用し、事務所の拡大および人員の増員を行い、ますます会社を発展するために日々邁進されているとのことでした。2020年の東京オリンピックに向け、ますます諸外国とのつながりや訪日外国人の受け入れなどの需要は増していく中、より一層企業として活躍の場を増やしていきたいという市川さんの情熱を語っていただきました!

【登壇者06】原田 寛子さん(株式会社Comfort/創業者)

利用した支援メニュー⇒プランコンサルティング(2階:創業ワンストップサポートフロア)

消費者にとって本当に良いもの(=本当に欲しいものを手頃な価格で)を届けたいというミッションを掲げる株式会社Comfort 創業者の原田さん。ベタつかず、保水ができ、肌がデリケートな時期でも使えるマタニティクリーム『Vigiee』の企画・開発・販売を行っています。

本当に良いものを届けたいという熱い思いと、市場動向の分析や商品に関するヒヤリングを蓄積していく冷静さを絶妙なバランスで保ちながら、長期安定的に売り上げられる商品開発を目指されているとのことでした。産休明けの復職を希望する社員を抱える企業のサポートをするB to B事業も新たに検討中。より良いものづくりを目指して進み続ける原田さんの誠実さが伝わるピッチでした。

 

2周年記念にふさわしい、非常に充実したピッチの数々でした。
今後もTOKYO 創業ステーションでは、起業に役立つさまざまな支援メニューをお届けできるよう頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

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startup-station.jp