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顧客ターゲットはどうやって絞り込めばいい??

コンシェルジュ起業相談でよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。

Q:顧客ターゲットを明確に、と言われますがどうやって絞り込めば良いですか?

A:まず、ターゲットを明確にする目的を理解しましょう。
非常に簡単に言うと、事業とは

●誰のために(ターゲット)
●何を(商品・サービス、お客様が得る価値)
●どう提供するか(販売・コミュニケーション)」

を構築する事。最初の“誰のための?”が背骨のような軸となります。

ターゲットが曖昧だと軸がぶれ、結果として売りたい顧客側に伝わりにくかったり、無駄な販売努力が生じたりしてしまいます。

 

【ターゲット顧客のポイント】

①アイデアを得たところにヒント

どんなシチュエーションで、商品やサービスのアイデアを得ましたか?そこにいた人、その人やご自身が感じた問題意識等を洞察すると、ヒントが見つかります。

 

②「幅広く全般」や「年齢・性別のみの設定」では不十分

ライフスタイルや価値観は実に様々。それを一括りにしてしまうと、商品・サービス設計、施策が散漫になります。よくあるのが「20代女性がターゲット」のように年齢・性別だけを設定しているケース。一言で20代女性といってもそこには様々な価値観や行動パターンが存在します。

 

③1つの手法「ペルソナ設定」

想定ターゲットとして架空の人物(ペルソナ)を、年齢・性別はもちろん、仕事、家族構成、居住地、趣味、生活意識等にまで掘り下げて可視化する方法で、様々な意思決定を顧客目線で進めるのに有効です。

 

ターゲット顧客像を具体的にして掘り下げることは、“捨てる”ことではなく“深さ・密度を造る”ことです。

ターゲット設定の疑問があれば、ぜひコンシェルジュ相談でディスカッションしましょう!


コンシェルジュ 宇津木聡子

 
 
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