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資本金って何?

コンシェルジュ起業相談でよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。

Q:資本金って何?

A:資本金とは、「事業を起こす際に準備する手元資金」言い換えれば、「スタート時点の準備資金」です。お一人で起業し会社設立する場合は事業への出資者は自分のみなので、自分が準備した自己資金が資本金となります。

一方、複数人で出資して事業をスタートする場合は、事業にかかわる出資者から募った資金の合計額が資本金となります。金融機関等から借入れた資金は資本金として組み入れることはできません。

Q:資本金はどのように設定すれば良いですか?

A:資本金に上限金額は無く、また最低1円からでも会社設立できます。しかしながら、実際には1円で会社を設立する方はほとんどいません。

資本金は「スタート時点の準備資金」なので、事業の準備資金を考慮する必要があるからです。法人登記費用や、事業開始時に使用するパソコンや名刺なども準備資金として考えましょう。


例)

①登記費用(約25万円程度 ※株式会社の場合)
➁パソコン(20万円)
③名刺など備品(1万円)
④当面の役員報酬や人件費(給与20万円/月)

【①25万+➁20万+③1万円+④20万円×必要な月数=66万円】 

この場合は、最低でも66万円以上の金額を設定しておくと考えましょう。

 

また、資本金は法務局に登記され、公開情報として取り扱われるため、会社の規模や信頼を図る指標として見られることがあります。
  
様々な統計データから見ると、一般的には100万円~300万円を資本金として事業をスタートされる企業が多いということですので、参考にしてくだい。

 

資本金について、わからないことなどがあれば、ぜひコンシェルジュにご相談ください。

 

コンシェルジュ 細江裕二



 
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