スタハマガジン|TOKYO創業ステーション 丸の内 Startup Hub Tokyo

イベントレポートや先輩起業家のインタビュー、コンシェルジュに聞く起業相談でよくある相談事例など、 Startup Hub Tokyoのおすすめ情報が満載のWEBマガジンです。ぜひチェックしてください。

スタハマガジン
スタハマガジン

カテゴリー

起業アイデアのたな卸しとは?

コンシェルジュ起業相談でよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。

Q:ストックしている起業アイデア、どう活用すればいい?

A:アイデアは「たな卸し」で生まれ変わる。その実践方法をご紹介します。
皆さんが日々コツコツと貯めてきたアイデア。そのアイデアもいつか陳腐化したり、色褪せたりしてしまいます。だからこそ、ときどき、たな卸しが必要。そこで、私が実践しているアイデアのたな卸し方法は次の通りです。ポイントは2つ。
 

 

(1) アイデアは忘れないうちに書き留める。

アイデアが湧いたら、私は忘れないうちにスマホに書き込んでいます。
これを時々、紙のノートに転記します。敢えて「手書き」にするところがミソです。
手書きは面倒なのでアイデアが自然に選別されますし、また、書き振りも変わるでしょう。
面白いことに、手書きしていると、アイデアがより鮮明になったり具体的になったりすることもしばしばあります。

 

(2) 紙のノートが埋まってきたら、今度はパソコンに転記する。

ノートからパソコンに転記したアイデアには、必ずファイルに題名を付けましょう。ファイル名を見ただけで中身が判るような題名が良いです。そして時間のあるときに分類する。

例えば、「個人的に関心がある事柄」、「仕事に関係する事柄」、「社会的な関心事」というような幾つかのフォルダを作って、ファイルを振り分ける。

ところで、ファイルに題名を付けようとすると、どうしても中身を読み返すことになりますよね。ここでもう一段、深い洞察、気づきが得られます。

「外国と比べて格段にコロナ感染者が少ない日本は、病院のベッド数が非常に多いにもかかわらず、なぜ医療崩壊が叫ばれるのか?」

こんな具合に「問い」の形で顕れることもあります。

たな卸ししたアイデアのなかには、製品やサービスに発展するアイデアもあれば、仕事の意義や夢や価値観に結晶するアイデアもあります。それらすべては起業に繋がる貴重な手掛かりです。

 

「アイデアはたな卸しで生まれ変わる」

アイデアをどんどん書き溜め、たな卸しし、独創的なビジネスに繋いでいってください。

 コンシェルジュ 桑名隆滋

<おすすめ記事>

コンシェルジュ相談では、起業にまつわる様々な課題をご相談者とディスカッションし、客観視点からアドバイスを行います。ぜひご利用ください!