コンシェルジュ起業相談でよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。
Q:ビジネスアイデアが見つかった。その次のアクションは?
A:アイデアは事業の源ですが、そのままでは「着想・思いつき」に過ぎず、事業構想として具体化するにはアイデアをブラッシュアップすることが必要になってきます。 その際に、まずは「人に話してみる」ことも有効です。今まで気づかなかった視点や情報を得られることも多く、そんな観点からもコンシェルジュ起業相談を利用することをおすすめします。
コンシェルジュ起業相談では、相談内容に応じてアイデアを具現化する1つのツールとして『アイデアブラッシュアップシート』(リンクはこちら)
を提供しています。今回はその概略についてご紹介します。
アイデアをブラッシュアップしていくには、自身のアイデアについて、自分の視点だけではなく「顧客の視点に立って」洞察し、検証することが必要です。『アイデアブラッシュアップシート』は、まず初期段階に検討すべき下記のポイントについて、考えたり調査したりすることをサポートするツールです。
【シートを使って検討すべきポイント】
自分が計画する事業の商品/サービスは…
①誰の(ターゲット)
➡イメージとしての顧客像から、個人レベルにまで具体化した顧客像を設定する
②どんなニーズ、課題、困りごとに(ニーズ、ペインポイント)
➡ターゲット顧客に本当に必要とされていること、求められていることは何かを洞察する
③どんな価値や解決方法を(ベネフィット、ソリューション)」
➡ターゲットとなる顧客が対価を払ってでも欲しいと感じる価値を掘り下げる
④どのように提供するものなのか(手段、方法)」
➡上記のポイントを踏まえて、最適な商品の内容やサービスの提供方法はどんなものか
最終的に事業計画に落とし込むには他に検討すべきことが多くありますが、上記のポイントを明確にしないまま、収益化モデル・価格やサービス内容・マーケティングなどの設計、必要な資金の計画を詰めていくことはできません。まずはこのシートを取り組んでみましょう。
シートが最初からしっかり作れなくても大丈夫。シート各項目の考え方、進める上で必要となる情報収集やリサーチのやり方なども、コンシェルジュ起業相談の中で一緒にディスカッションし、アドバイスしています。皆様のアイデアを事業プランとして具現化していくひとつのツールとして、ぜひご活用ください!
コンシェルジュ相談では、起業にまつわる様々な課題をご相談者とディスカッションし、客観視点からアドバイスを行います。ぜひご利用ください!