コンシェルジュ起業相談でよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。
Q:合同会社にはどんな業種が向いていますか？
A:一般的に、第三者からの出資による企業規模拡大を望むのであれば株式会社を、規模の拡大を望まない或いは第三者からの出資を想定してない場合は合同会社を選択するといわれています。
デメリットとしては、株式会社より知名度が低く、社会的信用が低い、議決権は出資額によらない等があげられます。
合同会社に向く業種例としては下記のようなものが考えられます。
●多額の資金を必要としない
コンサルタント業、デザイン事務所等
●取引上、株式会社かどうかが重視されない
飲食店、小売店、アパート経営、化粧品販売、美容/エステサロン等
●運営の柔軟性を重視する
ベンチャー企業、研究開発型企業、コンサルタント業等
●許認可等で法人格が必要だが費用を安く抑えたい
介護サービス業、建設業等
設立費用も安く、近年増加している「合同会社」。
■出資者と経営者が同一：迅速な意思決定が可能
■柔軟な経営：株式会社より制約が少なく、定款による裁量の範囲が広い
■全出資者は有限責任者：会社が負債を抱えても出資以上の責任を負わない
という大きな特徴があります。事業の方向や特性を想定して、選択しましょう。
起業形態は創業時に多い悩みの１つ。迷った際にはコンシェルジュにご相談ください。
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